テレビ東京の60周年式典「祓除」について
祓除は必要です。
2023.11.29追記
2023年11月29日の深夜1:40から「祓除事後番組」が放送されます。
詳しくは下記記事をご確認ください。
先日、テレ東60周年記念式典として「祓除」が横浜赤レンガ倉庫で開催されました。
「これまでに収集・提供されたさまざまな映像や物品を祓除するための式典」でした。
いとうよしぴよ氏の祓除には圧倒されました。
かつてテレビ東京の深夜で「蓋クイズ」が話題になったDos Monosのフェイクドキュメンタリー「蓋」を考察していた私としては、非常にそそられました。
(⇒興味がある方はこちらから考察記事を見れます。)
詳細は下記のQJのサイトから確認できます。
祓除の読み方と意味
祓除は「ふつじょ」もしくは「ばつじょ」と読みます。
※祓の字は「はらい」で出てきます。
意味は「災いを除き、けがれを祓うこと。また、その儀式。」です。
制作はフェイクドキュメンタリー・ホラー界のアベンジャーズ4名
大森時生さん(テレビ東京)
・島崎和歌子の悩みにカンパイ
・このテープもってないですか?
・Aマッソのがんばれ奥様ッソ!
・滑稽(Aマッソ単独ライブ) 等
寺内康太郎さん
・ほんとうにあった怖い話
・呪いの黙示録
・フェイクドキュメンタリー「Q」 等
梨さん
・その怪文書を読みましたか(イベント)
・滑稽(Aマッソ単独ライブ 構成として参加)
・瘤談 等
背筋さん
・近畿地方のある場所について(↓無料で全部読めます)等
Franz K Endoさん(キービジュアル)
最強すぎるメンバーで腰が引けてきますね。
配信チケット・アーカイブは12/2まで買えます。
現地チケットを買えなかった人や、遠方の方はぜひ配信チケットでご覧ください。
配信チケットはこちらから購入できます。
イベント情報
日時:2023年11月18日㈯19:30~ 開催終了
会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場
事前番組について(2023/11/8 深夜1時40分放送版)
また、2023年11月8日の深夜1時40分から、この式典に関する事前番組が放送されました。
追記:YouTubeで11/8放送版が配信されておりました。
とりあえず内容をだらだらと書いていますが、落ち着いたら整理して書き直します。
2023/11/15放送版については下記の記事でまとめていますのでご覧ください。
番組内容について
要因①
テープレコーダーから「皆さんに時代の最先端の情報をお伝えする役割を担っている」という旨のインタビュー音声のようなものが流れる。
今回の番組は旬の豪華ゲストを集めている、という旨も。
テロップ「◼︎◼︎◼︎◼︎のプロデューサーが雑誌記者に取材を受けた際の録音テープ」
記者が「●●さんが◼︎◼︎しちゃったって本当ですか?」とプロデューサーに問いかける。
プロデューサーは「いやいや、、仕事バタバタしてて、、」と誤魔化しつつ「あいつは心霊の番組をしてて、視聴者からいろんなものが送られてきていたらしい。送られてきたものは神社でお祓いをして、倉庫に置いておくらしい。●●さんが◼︎◼︎したのはそのせいかもしれない、それは局的にも迷惑」との返答。
要因②
ラジオ番組に寄せられた兵庫県のあんころ餅さんからのメール「高校2年生。みんなの前で上手くはなせない。どうしたら面白く話せるのか。アドバイスがほしい」
テロップ「◼︎◼︎◼︎のラジオで放送された番組の録音テープ」
ブース内で話していたパーソナリティの1人が何かを見つけ「これホンマにテレビ◼︎◼︎にあったやつ?気持ち悪いな〜…あ、これはカットで!…生放送か」という旨の話がされる。
要因③
mp3ファイルが再生される。
内容は以下の通り。
タイトル「視聴者センターの録音データ」
Eという視聴者から「テレビに映っているあれをなんとかしろ」という旨の電話が視聴者センターにかかってくる。
ここで「祓除」についての説明が入る。
人々のあいだで穢れや禍とみなされてきた映像や物品を無害化するための式典。
11月18日にテレビ東京が開催。
祓除師の紹介
ゴミ屋敷のような家の中に入っていく。
名前はいとうよしぴよ(51)
(instagram:https://www.instagram.com/yoshipiyo3588/)
(Youtube:いとうよしぴよ - YouTube)
映画にも出演する俳優でもある。
「日々、邪気が溜まっていくので祓わないと病んでしまう。だから厄落としをしたり、柏手を打ったりする。昔の人の方が第六感が冴えていたはず。アルコールが邪気払いにいいらしい。好奇心のアンテナが四方八方に広がっている。本が好き。」
庭に出ると離れのような物置のような場所に移動する。
伊藤さんは仙台で生まれ、親の都合で転々とした。
「心霊写真がすごく怖かった。高校生の時、テレビがカラフルに光ってた。人間の周りにセロハンのような色がついていた。それが怖かった。」
入れ歯をはめる伊藤さん。
「体質と霊感は関係ある。体の奥に膿がたまっている。」
冷蔵庫にバター。ふいにスクランブルエッグを作り始めた伊藤さん。「見た目が悪いほど味が引き立つ」という名言を残す。
祓除師の仕事は見えないものを相手にする。
YouTubeやTikTokにギターを投稿している。
フライパンで紙を燃やしている映像が流れる。
要因④
とある番組のプレゼントコーナーに送られてきたハガキ。
裏面にびっしりと文字が書いてある。
以下、内容。
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とある番組のプレゼントコーナーに送られてきたはがき。「プレゼント係」宛(番組名と送り主情報はモザイク。18.12.18の消印。2004年申年の年賀はがき)
(はがきは乱雑な字で書かれていて読みにくい)
文頭には「こんにちわ本日聞きたいことがあるので連絡させて戴きました」
はがきの文章の一部をナレーションで紹介
***
<可能性>としての話なしです。つまり何かひとつの映像
ああした段階を経てない人びとにとってだと、喩ば「一足飛び」の段階の者を見せて
見えてしまう必要のないものを見せて、あまつさえそれが<環境の変化>のあかしであろうということになってしまう
私はそれの凡てが悪だと断じている訳ではなく、それが<尚早>であるというリスクを無視してしまうのは、まだ危ういのではないかと
***
差出人に問い合わせたところ、家族のだれもそんなはがきは送っていないという。
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要因⑤
とある心霊番組に視聴者から投稿された映像。
「中止」というファイル名の編集中データがそのまま流れる。
謎の人物が山の上に謎の発光体を発見し、その正体を暴きに向かう。
少しずつ、光に近づいていく。
そこには祠らしきものがあった。
近くにはテレビアンテナのようなものが落ちていた。
「祓除は必要です。」のテロップで終わる。
CM明け、どこかに向かういとうよしぴよさんの密着映像から始まる。
以前、雑誌の企画でふつじょを行った場所に向かっているらしい。
伊藤さんにとって祓うということは、無理やり相手を倒すものではなく、共存すること。
「敬鬼神而遠之【鬼神を敬して之を遠ざく】」つまり、敬うべきものは敬う。
「霊に対してどう向き合うかが大切。」
現場に到着し、いとうよしぴよさんが納めた御霊に挨拶をする、とのこと。
「祓除は真摯に受け止めれば、誰でもできる。」
山の奥深くへ進んでいくよしぴよ。
真っ暗な場所に川が流れており、近くにはゴミ?のようなものが落ちている。
挨拶を終えたよしぴよを最後に、映像は終わる。
祓除(除の文字はこざとへんが、ただの棒)
配信チケットを販売中。
視聴者の皆さんが所有している祓除が必要な物品を募集中。という文字とQRコードが表示される。
その後、「祓徐をご覧いただければ当番組の理解が深まります」と表示される。
※ここのテロップだけ除の漢字が変わっている。
つまり、イベントを見れば今日の番組の意味がわかるよ、ということ…?
以上、殴り書きですみません。
落ち着いたら整理します。
5ちゃんねるでも話題に上がっていたので参考まで。
追記:完全文字起こし記事を現在作成中です。
気になる方はご覧ください。
祓除 公式X(旧Twitter)アカウントについて
10/27現在、公式Xアカウントが開設されました。
https://x.com/futsujo_tvtokyo?s=21&t=zZ6Gu90YQUMM6L0qkZZZag
また、興味深いポストもされていました。
祓除するべき文書の例 pic.twitter.com/Wx66ICO5zq
— 祓除 (@futsujo_tvtokyo) 2023年10月27日
イベントの内容、考察等については随時更新予定です。
おすすめ著書の紹介
このイベントの制作には関わっていませんが、大人気ホラー作家 雨穴さんの新作著書「変な家2」の発売が発表されました。
下記リンクから予約可能です。