宝くじと過ごす日々

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カルマの木 verseB → A【考察・NIKKEI RAP LIVE VOICE 2023】

「カルマの木」とは?

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当初公開されていた番組内容

2023/11/26の2:15から30分間、テレビ東京で放送された。

呂布カルマに密着!ありのままを映した番組「カルマの木」と、ある。

下記の公式の事前の予告では、よくある密着取材の様子が記載されている。

気になるのは、最後の「三嶋裕也として生きていたらどんな人生になっていたと思いますか?」という問いに対し、「漫画を描いていたんじゃないですかね」と答えていた。

追記

カルマの木 verse A」がYouTubeで公開されていました。

実際の放送内容

番組内容は当初の内容とは変わり、「呂布カルマに密着する予定だった番組」となった。

ディレクターが都内の若者にインタビューする場面から始まる。

渋谷の若者に「呂布カルマさんって知ってますか?」と問いかけるも、誰も知らない

さらに、カフェでインタビュー中の超有名ラッパーKEN THE 390に聞いても「知らない」と言う。

ここで場面は切り替わり、三嶋裕也(呂布カルマ)が1人でショートケーキを食べ、自分の誕生日を祝っている様子を自撮りしている形で映る。

話を聞いていくと、三嶋は売れてない漫画家で、最後に勝負する漫画を描いている様子をビデオ日記として残したいらしい。

三嶋は、家やカフェで漫画のネームを描いていくがうまく行かず、地元の名古屋栄に行く。

幼い頃からよく遊んでいた公園で散策をしていると、謎の木(いわゆる呂布カルマの例の木)を持った男がベンチに寝ているのを発見する。

ここで放送は終わる。

 

製作陣について

改めて製作陣を見てみる。

出演者:三嶋裕也、KEN THE 390

プロデューサー:張替一彰(テレビ東京)

脚本:板谷洋(詳細不明)

演出:林毅(テレビ東京)

構成:鈴木遼・カツオ

制作:神宮寺亮太・福士遥・川崎柚芽

※敬称略

 

ここで注目したいのはプロデューサーの張替さん。

こちらの方は、大きな話題となったAマッソ単独「滑稽」のプロデューサーでもあります。

また、構成の鈴木遼さんは「Aマッソのがんばれ奥様ッソ」や「six hack」などにも関わっています。

つまり、これは大森時生さんを除く最強メンバーの面白いモキュメンタリー確定です。

 

テレビ東京は近年、大森時生さんや、かつて所属していた上出遼平さんなど、挑戦的な番組が増えてきています。

 

今後の放送日時などが分かりましたら、追記します。

なお、11/26現在は公式YouTubeやTVer等での配信はされていません。

 

「カルマの木 verseA」について

11/26の13時頃、テレ東公式YouTubeで「カルマの木 verseA」が公開されました。

見ていただければ分かる通り、ラッパーになった世界線の呂布カルマの密着をしています。

番組の冒頭、呂布カルマが何かを必死に探している様子が見受けられます。

恐らくこれは、例の木を探しているのかと思われます。

密着の途中、芸能人のお宝を発表すると言う企画の打ち合わせで、例の木が入っているはずのアタッシュケースの中の木が無くなっていることに気が付きます。

例の木を必死に探す呂布カルマを見失い、ディレクターの板谷は呂布カルマの自宅がある名古屋に向かいます。

自宅マンション内の階段で、うなだれている呂布カルマを見つけ、例の木を探す密着ロケに変わっていくことになります。

密着ロケの途中、呂布カルマが滑落し怪我をしてしまいます。

板谷はお見舞いに向かい、絶望的な怪我をしている呂布カルマを拾い、呂布の指示で流木を探すために海に向かいます。

例の木を探すものの、見つからず、「そんな木など元々なかったのでは?」という板谷の言葉を最後に呂布は再び行方をくらませます。

翌日、海で呂布を見かけた板谷は大声で呂布のことを呼びますが、その声に反応したあと、スーッと姿を消してしまいます

姿を消した呂布カルマの足元には「例の木」が落ちていました。

ここで動画は終わります。

恐らくこの後、板谷の渋谷でのインタビュー繋がり(verseB)、ラッパーになっていなかった三島裕也のビデオ日記と続いていきます。

結論

これは、NIKKEI RAP LIVE VOICE 2023のタイアップモキュメンタリーです。

↓公式サイト

NIKKEI RAP LIVE VOICE 2023|日本経済新聞社/テレビ東京

非常に上質なモキュメンタリーでした。

verseA、Bと別れていることもラップバトルを彷彿とさせ、世界線をA、Bと分けることとリンクしていてとても素敵でした。

楽しい番組をありがとうございました。