SNSを見ていると、生きづらそうな若者たちがたくさん出てくる。
そのほとんどが「仕事をやめたい」「○にたい」などである。
他人事のように書いているが、私も新卒で入った会社を1年経たずに辞めた。
辞めた理由は体力的、精神的な限界、人間関係である。
人間関係は正直、運次第だとは思う。
仕事に対する価値観が90年台、2000年台初期からアップデートされていない上司がいた場合はかなり辛い。
または、癇癪持ちや、自分の機嫌を自分で取ることができない人。
そういう人が生まれてしまう理由を考えることはできるが、考えたところで根本的な解決にはならないのでやめておく。
じゃあ、そういう人がいた場合に取るべき行動は何か。
自分にとっての正解は「転職」だった。
人によっては「逃げ」と言われるかもしれないが、これは逃げでも何でもない。
あのままあの場所に居続けたら心身共に壊れてしまうと感じた。
地方から上京して一人暮らしをしていた私は、親に心配をかけないよう、何かあったときには全て事後報告をしていた。
「実は風邪ひいて寝込んでたんだけど、もう熱も下がって元気になった」など。
だから、仕事を辞めて、新しい仕事が決まるまでは転職のことを話さなかった。
一人暮らしをしていたので、次の仕事を見つけずに仕事を辞めることは現実的に考えられなかった。
仕事をしながら次の仕事を探すのはかなり大変だった。
平日の昼間に終わるような仕事だったので、退勤したら家に帰ってシャワーを浴びたあと、面接に向かう生活。
終わりの見えない転職生活に絶望しかけていたが、ある時、現在の職場に出会った。
タイミングや運もあったのだと思う。
転職は成功して、今は結婚して平和な日常を送っている。
この体験談は、すべての人間に通じるものではないと思う。
自分が転職成功したからといって、すぐに辞めることを勧めるつもりもないし、続けた方がいいと言う権利も無いと思う。
今の仕事が辛くて辞めたい人は、心が削られて、考えることができなくなっている。
それは悪いことではなく、仕方のないこと。
ただ、何も考えなくなってしまうと辛い環境に身を置いたまま、生き地獄を過ごすことにはなる。
だから、出来ることを1つずつ進めれば良い。
メンタルを病んでしまう人のほとんどは、完璧主義で理想が高く、プライドも高い。
だからこそ、中途半端に転職活動を進めるぐらいなら、やらない方がいいと考えてしまうのだろう。
これは考え方の問題なので、変えろと言われて変えられるものではない。
ただ、その先の「じゃあどうすればいい?」という問いがあるとしたら、「中途半端でいいからできることをやれ」と言うしかない。
実際にこういうことを言うと、「無責任だ」「人の気持ちを考えろ」「俺の気持ちはわからないだろ」と言われてしまうので、言うことはないが。
私はプライドが皆無である。
誰にどんな風に思われようと、自分の人生だから気にしてはいない。
むしろ私のことを悪く言う人がいたら距離をとって、自然と縁が切れる。
プライドが高い人は、嫌われることや離れられることを極端に嫌う。
「Twitterのフォローを外す際に、ブロックをして外してください。」と書いている人は、自分だけが相手をフォローしている状況が、そんなに許せないのだろうか。
私はフォローが100、フォロワーが20ぐらいだったと思うが、内訳を見たことはほぼない。
誰が私のツイートを見ていようが、気にする必要がないと思っているから、フォロワーが減っていても気づかないぐらい。
一方的にフォローしていたから、何なのだろう。
相手のフォロワー稼ぎに協力してしまった?とか?
周りばかり見ていても何の意味もない。
同い年の子がオリンピックでメダルを取った、俺なんて何もできない、ではない。
同い年の子がオリンピックでメダルを取った、うわー若いのにすごいなぁ、俺も仕事頑張ろう、それでいい。
そう思えない人にとって、こういう考え方になるのはかなり難しいとは思う。
でも、これが私なりの「生きやすくなる生き方」なのだ。
思ったことダラダラ書いちゃった。
3連休だし昼寝しよ。