宝くじと過ごす日々

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「オッドタクシー」と「たりないふたり」の関係性 2021.11.22

現在、Amazonプライムビデオで配信されているアニメ、「オッドタクシー」を一気見したので感想を書きます。

若干のネタバレ、考察あります。

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オッドタクシー、最高だった。

時短勤務のため、平日の夜にもある程度時間が取れたので、1日4話ずつ、3日間で見終えた。(全13話)

有吉弘行さんのTwitterでオッドタクシーのことを知り、なんとなく見始めた。

あと、OPテーマがPUMPEEさんPUNPEE (@PUNPEE) | Twitter)だったのも理由の一つ。

 

最初は、擬人化した動物たちのほのぼの?シュール系アニメなのかなと思っていた。

しかし見ていくうちに、謎が謎を呼び、また新たな謎が出てきて、どんどん引き込まれていった。

前半7話ぐらいまでは、ひたすら伏線を張っていく物語なのだが、全く飽きが来なかった。

 

声優陣も、いわゆる「アニメ」とはかなり違っていた。

作中、警察官の大門兄弟はミキ、まだ売れてない芸人コンビ「ホモサピエンス」はダイアンが務めていた。

他にもトレンディエンジェルや、森三中の村上さん、ガーリィレコードも出てきた。

 

後半8話から12話に関しては、見事なまでに伏線を回収していき、最終回13話は苦さの残る終わり方で最高だった。

 

また、公式YouTubeでオーディオドラマも13話公開されており、物語に厚みが増していた。

追加コンテンツも随時増えているようだ。

アニメと同時に視聴するのもいいが、自分はアニメを見終えてから一気にまとめて聴いた。

詳しいことは伏せるが、アニメをまた1話から見たくなるような内容だった。

とりあえず、ラジオ、お笑いが好きな人にはめちゃくちゃオススメなアニメだと思った。

 

あ、「オッドタクシー」はAmazonプライムビデオ(公式サイトはこちら)で見れます。

 

「たりないふたり」は若林正恭と山里亮太のこと?

さて、オッドタクシーの第12話のタイトルは「たりないふたり」である。

オードリーのオールナイトニッポン」や「山里亮太の不毛な議論」、若林正恭と山里亮太の「たりないふたり」を見続けて、聴き続けてきた自分としては、関係性を疑わざるを得ない。

Twitterで同じことを考えてる人がいたので引用させてもらう。

こちらの方のツイートの通り、最終話のサウナで、主人公小戸川がヤクザのボス黒田に渡す鍵を見てみると93番となっている。

もちろん、実際のアニメの内容としては、直接若林さん、山里さんに関わる描写は全くない

ただ、自分としてはこう考えている。

以下ネタバレあり

「たりないふたり」とは誰のこと?

第12話「たりないふたり」は、

・ヤノたちとドブの10億円銀行強盗計画

・ホモサピエンスのN-1敗者復活戦

・田中の復讐

の3本が同時に平行で進んでいる。

強いて「たりないふたり」を当てはめるとしたら、ホモサピエンスかなと思った。

 

芸人だから、という安易な理由ではない。

N-1敗者復活戦でのホモサピエンスは、昔ながらの古臭い漫才を捨てきれない柴垣が、「間違えたら○すからな」と馬場に声をかけて舞台に出ていくが、結果として柴垣がネタを飛ばしてしまい、馬場にひたすら罵倒暴言を吐くという形になってしまった。

 

モヤモヤした気持ちを抱えながら1人で売れていく馬場が若林正恭さんだとしたら、昔ながらのやり方を変えることができない柴垣が山里亮太さんになるかと思う。

 

不毛な議論での「カレーライス、福神漬け回」や「さよなら たりないふたり」を見てもわかるように、最初は若林さんは山里さんの良さをわかってあげようとできず?、最後の「さよなら たりないふたり」で山里さんは今のままでいい、という形で収まった。

※あくまでいちファンの感想なので、他の方々の認識や理解には違いがあると思います。気分を悪くされたらすみません。

 

話はオッドタクシーに戻る。

最終話で、ホモサピエンスは2人で野外の舞台で漫才をしている様子が映っている。

そのことから、解散する話は無くなり、0からやり直すことになったと考えられる。

本当の「たりないふたり」は「さよなら」で終わりになってしまったが、アニメの中の「たりないふたり」はこれからも続いて、売れていくのだろうと思う。

 

以上、素人の戯言でした。